今週のお題「遠くへ行きたい」
仕事が忙しく、ブログ更新が滞ってましたのでまずは今週のお題から。
これはインドの友人の結婚式のため、彼の故郷の村に滞在したときの写真です。訪ねた彼の故郷の村はビハール州にあります。ビハール州はインドの最貧州で、計7年インドに暮らしましたが、結構衝撃を受けたのを覚えています。バラナシのような都会での結婚式と違い、村での結婚式は3日3晩続くとのことで1日だけ参加しました。この写真は、新婦の村に行く前の儀式の写真です。
新郎は村の秀才、ラジオで英語を勉強して大学でフランス語と日本語を勉強し、現在はバンガロールのフランス系企業で働いています。
泊ったのは村ではお金持ち?の家で新郎の実家ではありません。それでもコンセントは、1,2個で充電もほとんどできなかったのを覚えています。また3Gのネットもほとんどつながりませんでした。新郎の実家は水道もなく決して豊かではありませんが、それでも特に卑屈になるなどということもなく精一杯もてなしてくれました。
新郎の親せきと兄弟姉妹とご近所の人たち。
寒いので子供たちは自分で火を熾して暖を取っています。
インドの農村の日常。子供も仕事を当たり前のように持っています。
カメラを向けたせいか、ちょっと緊張している姉弟。
インドの道で象を見かけることはそこまで珍しくありません。これは村の駅のすぐそばで撮った写真です。取ったのは朝早い時間で日の出からすぐだったと思います。
村には特に観光資源というものは何もなく、日常が非常に絵になるのがインドの村です。たぶん普通の観光客には面白くないとは思うのですが、7年間インドの都会?に住んでいたわけですが、同じインドでも余りにも違いがありすぎて非常に印象が深くなった小旅行でした。