在旅上

2002年から海外で学生したり、働いたりの放浪生活?現在ノマド中の筆者の体験シェア型ブログです

いつのまにか喋れるようになっていた英語、でもまだ不十分

今日は高校生までは英語を勉強するのが好きということはなく、けっこう苦痛でもあった私が、いつのまにか英語をしゃべれるようになっていたのはなぜかということを少しお話ししたいと思います。

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 不登校になった大学時代

中学生から背伸びをして読んでいた道家思想やウパニシャッド、ルバイヤートなどを皮切りに高校生の終わりごろには西洋占星術を学ぶことにはまっていました。実際は心理学や哲学科に進めばよかったのではないかと今でこそ思いますが、将来への漠然とした不安から大学の商学部に推薦入学で入ることを選んだものの、大学2年時にはまったくといって大学の専攻に興味をなくして、ほぼ不登校になっていました。

 

その間に何をやっていたかといえば、昼はゲームをして夜は占いの学校に行って占星術や心理学を勉強したり、いわゆる精神世界に出入りしていたりしたのですが、精神的に不安定な人と大学3年時におつきあいをすることになり、こういった自分が大切に思っていたものを真っ向から否定され、だんだんと家にこもるようになっていきました。

 

そんな中で出会ったのがネット上のチャットです。もう20年以上前のことなので、ICQの全盛期がやや過ぎたあたりでしたが、ICQを通して海外の不特定多数の人とチャットができたので、メーリングリストなどで四六時中ネットにつながっていた私は、チャットにのめりこむようになったのです。

チャットを通してあがっていった英語力

語彙力にはいま受けているedXの講座Academic and Business Writingで出てきたましたが、大きく分けると下記二つの語彙力があります。

  1. Active Vocabulary
  2. Passive Vocabulary

Active Vocaburalyは意識的に文章を書いたり、話したりする中で使える語彙で、Passive Vocaburalyは理解はできるものの、普段は使う必要のない語彙です。私は意識的にではないのですが、当時はこんな順番で段階的にチャットのレベルをあげていきました。

  1. テキストだけのチャット
  2. 音声で話すボイスチャット
  3. 仲良くなったらビデオチャット

1の「テキストだけのチャット」では文字のみなので、当時は紙の辞書ですが、辞書を引き引きチャットができました。相手も同時並行で複数の人間とチャットを行っているのが常なので、時間を余り気にせずに辞書を引くことができたので、言いたいことをあらわせる単語や表現などを引く時間がありました。

また不特定多数と話すので、同じ話題を何度も相手を変えて話すことができるので、まだ慣れていない単語や表現を使うことで定着していったのです。Active Vocabularyが増えていったのは自明の理ですね。

 

2の「音声で話すボイスチャット」ではテキストのみのチャットより、相手が自分よりも語学力が高いなら、情報伝達量が圧倒的に増えるので、更に語彙量が増えていくスピードは増えました。また自分の言いたいことが余り考えなくても、よりスムーズに喋れるようになってきました。もちろんわからない単語などは、相手にタイプして貰ったりして調べたり教えてもらわないといけませんが。

 

3の「ビデオチャット」では、相手の表情も情報として受け取れるのでより正確にニュアンスを受け取ることができるようになりましたが、文字情報は減る傾向にあったので単語のスペルなどはわからないことも増えました。

チャットであげられる英語力の限界

チャットにいそしんでいた私は半年くらいでほぼ不自由なく喋れるようになってきましたが、そんなに英語ネイティブと喋っていたわけではないので、ネイティブの自然で豊かな表現は身につけられていません。

 

その代わり、ネイティブ以外のアクセントの英語でも格別聞きにくいということはなくなりました。むしろネイティブのアクセントの方が私には聞きにくいです。ただシンプルにどんな国の人にも伝わるわかりやすい英語を話せるようになったかなと思います。

 

コミュニケーションを取るための英語としてはこれでも充分ですが、より深く文化を理解したりということでいえばまだ充分とは言えません。やはりどこかで文法を勉強したり、効果的な多読やさまざまなビデオを多く視聴するなどの行為を行わないと、それ以上には語学力は発展しないなと感じています。もしかしたらネイティブと話していればそれは可能なのかもしれませんが。。。

 

まとめ

今回はチャットを効果的に活用すれば、会話でのインフォーマルなActive Vocabularyは増やしていけるのだなと感じて頂けたかなと思います。もしチャットで語学力をあげたいということでしたら

Hello Talk (ハロー トーク) : 会話を通して外国語を学び世界各地の人々と友達になります

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