上の投稿でHello Talkについてちょっと触れましたので、今回の投稿ではHello Talkについての使用体験に触れてみようと思います。
Hello Talkとは一体どんなアプリ?
Hello Talk (ハロー トーク) : 会話を通して外国語を学び世界各地の人々と友達になります
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「Hello Talk」は語学を勉強したい人同士のコミュニティを作ることを目指した、中国深圳発の語学学習交流アプリです。語学学習だけでなく文化交流や相互理解を目指すという理念で、このアプリは作られたそうなので、是非サービスを継続してほしいと思います。
他の外国人マッチングアプリとの大きな違いは、出会い目的でなく語学の習得を目的とした健全で真面目なユーザーが多いということ。ユーザーには本当に真面目な人たちが多いです。もちろん中には、出会いだけを目的として人もいなくはないですが絶対数は体験的に少ないと思われます。
Hello Talkならではの特徴的な機能
- ユーザー検索機能が充実している
- タイムラインがあって音声も録音でき、後述の文の添削も可能
- メッセージやタイムラインの文を簡単に添削できる「訂正」機能がある
- メッセージやタイムラインの翻訳機能がある
- プロフィールにも音声を録音できる
- 音訳という文章をアルファベットで表示してくれる機能がある
- 「読む」という読み上げの音読機能がある
ユーザー検索機能
上はマッチを探すための検索画面のインターフェースです。
赤で塗りつぶしている場所に名前が表示され、 黄色の王冠部分はVIPユーザー(有料会員)ということを表しています。王冠の下の緑色のバーは母語、アルファベットのVIは言語の略で、ベトナム語です。青色のバーは学習したい言語、VIPユーザー(有料会員)は複数の言語を選択することが可能です。青色のバーが長いほどその言語の上級者(自己評価)です。
「システムマッチ」と表示されている部分は、「オンライン」、「周辺」、「真剣な学習者」、「タイムライン」と検索設定を変えられます。
- 趣味嗜好などが似通っているユーザーを探すなら「システムマッチ」
- すぐに誰かとチャットしたいなら「オンライン」
- オフラインでも交流したいなら「周辺」
- タイムラインの投稿回数が多かったり、色々他のユーザーの文章を訂正したりしたり、VIPユーザーを探したりするなら「真剣な学習者」
- タイムラインを最近更新したユーザーを探すなら「タイムライン」
言語パートナーは、自分がその習得したい言語が初心者の場合には、自分と相手が共通して話せる英語などの第三言語があるかどうかも目安に選ぶとコミュニケーションがしやすいので、このあたりも目安に相手にメッセージを送ってみてください。もちろん相手が自分の母語の上級者ならそんな心配はいりません。
タイムライン、メッセージ、プロフィールでの音声録音機能
音声録音機能は語学交流において非常に便利な機能です。
上の画面はあるユーザーのタイムラインですが、音声を録音することで発音をチェックしてもらったり、ネイティブに発音して貰ったりと色々できますね。タイムラインはちょっとしたタグ付けもできます。
文を添削できる「訂正」機能
赤枠のように原文が赤のxマークで、添削文が緑の✓で表示されます。
この機能は非常に便利でHello Talkが語学交流アプリとして優れている点です。この機能があることで、いちいちどこが違っていたかを指摘するという面倒なことをしなくても、添削が手軽に行えます。
「音訳」という発音をアルファベットで示してくれる機能
「音訳」は中国語学習者には垂涎の的ですね。中国語では自分が読み方がわからない文のピンインを四声付きで表示できます。韓国語やタイ語、クメール語、ヒンディー語などローマ字以外の文字表記体系を持つ言語を勉強している初学者にも、非常に役に立つ機能です。
Hello Talkを通じたオンライン・オフラインの交流
Hello Talkにはグループチャットもあります。私が良く参加していたのは人数がそう多くない3つのグループです。中国語学習者と日本語学習者の二つ、英語学習者と日本語学習者のグループですね。この3つでは結構交流が活発なときがあり、会話も楽しめていたときがありました。Hello Talkを使い始めのころは、グループに参加するのはお勧めです。
私はHello Talkは主に中国語の勉強目的に使っていましたが、一時期タンデムのようにお互い時間を決めて音声チャットをしていたときがありました。そうすると、人間なので言語学習以外の面でも交流を持ちたくなりますし、普通に仲良くなることもあります。
個人的な感覚ですが言語習得だけを目的につながるというのは、どこか人間の付き合いとしては健全じゃないなと感じます。お互い相手をただ利用しているように感じてしまいまうので。
相手を人として尊重しないと気持ちのいい交流にならないし、やっぱりそういう感じだと、Hello Talkが目指しているコミュニティとまではならないですよね。
私はHello Talkで仲良くなったので中国を旅したときに何人かと会い、色んなところに連れてってもらったりとオフラインの交流も楽しみました。日本でも計3人オフラインで会ったことがあります。
最終的にこういった交流の後に今の彼女とつきあうことになったので、最初から交流の間口を狭めなくてもいいなというのが私の意見です。
まとめ
Hello Talkはうまく使えば、自身が学びたい言語のネイティブと交流が無料でできるアプリです。低コストで語学を勉強したい人にとっても、ネイティブと交流を持ちたい人にも、その両方の人に自信を持っておすすめできるのがHello Talkです。ぜひうまく活用してみてください。
英語ブログもよろしければ覗いてみてください。