低コストで大学進学ということで、通信制大学も選択肢の一つであることを過去記事で紹介してきました。その関連でハーバード大学などの講座を受けられるedXのことは何度か取り上げています。
edXは無料で受けられる数の講座も非常に多く、その内容もかなり充実しているのではないかと現在Academic and Business Writingを受講中の筆者は思いますが、無料で受けている場合には修了証を取得することができず、資格のように公的に証明することができません。なので、そういった場合にはわざわざedXで勉強するメリットを感じられないし、時間を無駄にしたくないという方もいると思います。
元々経済的に裕福でない方向けに書いた下記の記事ですが、経済的に困窮している方に向けてedXにも割引制度がありますので今回はそれを紹介しようと思います。
edXの割引制度の概要
EdX offers up to a 90% discount on our verified certificates to learners who cannot afford to pay full price. Assistance is available in most courses that offer verified certificates, however, some courses and programs are not eligible.
出典:How do I apply for financial assistance? – edX Help Center
edXは経済的に困窮しているユーザーに向けて、最大90%の割引をほとんどの講座で提供しています。この奨学金(割引)は受講講座ごとに申請する必要があり、12か月に最大5回まで受理されます。申請が通った場合には、通常2~4営業日以内に割引コードが記載されたe-mailが届きます。ただ現在は新型コロナウイルスの影響で10日前後かかるかもしれませんが。
MicroMastersやMicroBachelors, XSeries,Professional Programといった連続講座でも独立した講座ごとに申請すれば、この割引を受けることは可能ですが連続講座全体で割引を受けることはできないようなので注意してください。
12ヶ月で最大5回までなのでこの割引に申請するときは、進学や就職、転職にプラスになる修了証が出る講座を吟味して戦略的に申請してください。
edXの割引制度の申請方法
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How do I apply for financial assistance? – edX Help Centerをタップし、「financial assistant application」または「application」をタップ。次に「経済支援に申し込む」をタップ。
- その後申請する「講座名」、「年間の世帯収入」を選択し、英語で1250字以上2500字以下で「現在の経済的状況および割引を申請する理由」を記入、次に同じく英語で1250字以上2500字以下で「進学やキャリアアップに関する目標」と「割引申請講座の修了証がどのように目標に寄与するのか」を記入、最後に英語で1250字以上2500字以下で「割引申請講座を完了し、修了証を取得できる学習計画」を記入し、「申込書提出」をタップします。
まとめ
- edXの割引申請は12ヶ月で5回まで
- 割引は講座ごとに申請する必要がある
- 申請から割引コードが届くまで最低2~4営業日はかかる。(コロナ禍でもしかしたら10日かかるかも。)
- 連続講座の全てに割引の申請はできない
この割引を上手く活用して、ご自身の進学やキャリアアップに直接つながるような講座の修了証をedXで取得していただけたら幸いです。