2019年11月に計2週間ほどヤンゴンに滞在し、ノマドしていました。今までの記事には書いていないのですが、筆者の仕事は勤めていたときとほぼ同じ条件で(細かい休暇などの条件は変わりました)そのまま好きなところから仕事ができるフリーランス契約になったので、月から金までフルタイムで働いています。
そのため、移動や観光は基本土日か有給休暇を取ったときのみにしています。なので、移動制限のためヤンゴンに割と長めに滞在していました。
今回はヤンゴンのノマドで気づいた点を中心に書き進めます。
コロナで移動自粛制限がある中で不謹慎という方もいるかもしれないですが、コロナが落ち着いてまた海外に安心して出かけられるようになったときに参考にしていただければ幸いです。
ヤンゴンでノマド
ヤンゴンで泊るならどこ?
- ヤンゴンの安宿の宿泊料金は周辺国と比べて高い
- ヤンゴンの安宿は不潔なところも多く、部屋も狭いところが多い
- スーレーパゴダ周辺が安宿が多い
筆者はインド留学時代ガンジス川で有名なバラナシに3年間住んでいたのですが、バラナシは旅人も非常に多く、安宿はたくさん選択肢があり清潔なところ多くもありました。パートナーがけっこう清潔さを気にする方なので、宿選びが大変でした。
とはいえ安宿を探していてヤンゴンが初めてなら、スーレーパゴダ周辺で宿を取ることをお勧めします。
今回宿泊した宿:501 Merchant Bed & Breakfast
筆者とパートナーが泊まったときは、スーレーパゴダ周辺で最も安くかつきれいな宿でした。日替わり朝食が無料でタオルも無料で提供、シャンプーは備え付けがあったので結構快適に過ごせませた。筆者たちは費用の関係で男女別ドミトリーにほとんどの日数を過ごし、ときどき個室に泊まりました。
ここは建物が植民地時代の建物をリノベーション工事をした物件で雰囲気が非常にいいです。ただ壁が薄めなので男性ドミトリーは個室の音が煩くて眠れないということもありました。またWi-Fiが遅いので作業には向きません。
ヤンゴンで作業するならここ
Caffa(Myanmar)
とにかくヤンゴンは物価が高いので、2000MMK(税抜)からのフードメニューはありがたい。何気にクレジットカード決済可能も嬉しいところ。Wi-Fiもミャンマーにしたら速い。音声チャットが必要な筆者の仕事ですが問題もほとんどなかった。
Wi-Fi速度が非常に速いと思われる場所は、値段も非常に高いのでコストパフォーマンスを考えるならここ一択と思います。
ヤンゴンで入れておくべきアプリ
Grab
Grab - Transport, Food Delivery, Payments
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言わずと知れた東南アジアの雄のタクシー配車アプリ。できれば事前に日本や現地空港でアプリをインストールして、現地SIMを入れてからアクティベートしてください。
クレジットカードの登録も現地で。クレジットカード登録しないといちいち現金払いなので非常に面倒な羽目に。(筆者は事前にインドでクレカ登録できたような気もするのですが。)ヤンゴンだけでなく東南アジア全域で使えるところが結構あります。
YBUS
Yangon Bus (YBus)
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YBusはAndroidのみの言語がミャンマー語のアプリなのでやや使いにくいですが、Mapビューを使うとバス停が選択できるので外国人でも路線を調べることができます。バックパッカーや旅人には必須ですね。
ミャンマーのSIMカード
Telenor
ヤンゴン以外も旅をするならミャンマーの地方もカバーしている通信できる範囲の広いTelenorがおすすめです。上の公式ページをみると税込6,500 MMKで5GBの容量があります。ヤンゴンとマンダレーの空港でも入手できます。
ただ筆者も現在ミャンマーにいないのでSIMカードとデータパックの実際の値段は不明なので、Telenorのショップでよく聞いてみてください。
ooredoo
色々調べるとたぶんSIMカード自体の値段は1500MMKほど。そのあと購入しなければならないと思われるデータパックの値段は2020年4月現在のプロモーションは1GBが999MMK。これが旅人も使えるのかは不明ですが、通信範囲もこれから広がると思うので注目株。ヤンゴンだけならこのSIMカード一択です。
MPT
通話に強いが、ミャンマーで一番割高なSIMカード。なので普通は選択肢から除外ですね。上記公式には1331で残高確認など、回答集になっています。
SIMカードまとめ
- Telenor 通信カバー範囲が広く、ヤンゴン以外も行くならこれ
- ooredoo 料金が最安。ヤンゴン滞在だけならこれ
- MPT 通話に強いが、料金が割高なのでおすすめできない
- 事前にSIMカードを用意するなら周辺国でも使えるSIM2Fly
スーレーパゴダ周辺への行き方
空港から
- エアポートバス
スーレー・スクエアかスーレーパゴダで下車、料金は500MMK - Grab
目的地までダイレクトに行ける。交渉は普通はいらない。 - TAXI
最も高額でおすすめできない選択肢。
アウンミンガラーバスターミナルから
nobu26.com
こちらのページはかなり詳しいので参考にするといいかと思います。
補足情報はこちら。
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乗り合いバン
一人1000MMKだが荷物が多いと1500MMKなど料金が上がります。夜遅くでも結構ある。 - 36B路線バス
一人200MMKだが待つ必要あり。夜遅くは当然走っていない。 - Grabはこの周辺はほとんど走っていない。
ヤンゴンの見どころ
ミャンマーでは仏教徒が多数派ですが多民族国家で宗教も多様性があり、インドに接しているということもあり、マレーシアにもインド系の人が多く住んでいますが東南アジアで最も混沌としていて、そこにインドの香りがします。
またヤンゴンの街を歩いていると植民地時代の建物や、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、ユダヤ教などのさまざまな宗教を信仰している人や建築物に出会えます。インドほど強烈な体験ではないですが、東南アジアの特有のゆるさよりもここではその混然一体となった雰囲気に生の強烈さを感じます。
スーレーパゴダ周辺はざっと見て回るだけでだけでも中華街、ムスリム街、キリスト教の立派な教会、ヒンドゥー教のお寺などすぐに目につきます。マレーシアのクアラルンプールのKLセントラル駅周辺もキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、道教が同じように一緒の区画を占めていますが、ヤンゴンはそれより混沌としているのです。
しいていうならヤンゴンは人々の生活そのものが東南アジアでは異彩を放っており、都市の色彩は鮮烈でじわじわと心にしみ込んでくるような不思議な場所なのです。