中国人パートナーとのノマドの難しさ
中国人パートナーとふと旅に出たいと考え、ふらっと旅に出る。2019年7月から東南アジアを働きながら旅をするいわゆるノマド生活を送っています。その中で感じたのは、中国人がビザを現地で取得する難しさ。
中国在住中国人の場合
中国国内在住の中国人パートナーと海外に長期の旅に出るなら、海外に出る前に旅程が決められるなら、できるだけ中国国内でビザを取った方がいいでしょう。
なぜなら、旅先の現地大使館でのビザ申請は断られることが多いためです。中国人パートナーが実際に断られたのは、タイのフィリピン大使館、ラオスでのマレーシア大使館などですが、これらの国々は事前にビザを中国国内で取っていた方がいいでしょう。
中国国外在住の中国人の場合
中国国外在住の中国人がふらっと東南アジアの長期の旅にでるなら、アライバルビザやEビザの申請ができる国を中心にルートを組み立てましょう。
ビザ情報
ベトナム
E-Visaは 25USDhttps://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn/
または招聘状(有料)の事前入手でアライバルビザの25USD
ラオス
アライバルビザ・25USDの取得可能
タイ
アライバルビザも可能も15日間のみ。ビエンチャンで観光ビザ1000THBを取得するのがベストですが取れない可能性も。【ビエンチャンが最も申請が楽だと評判ですが、英文の銀行残高証明(観光ビザでは20000THB以上)】も求められる可能性もあり。また事前にネット上から予約が必要です。Consular Section, Royal Thai Embassy Vientiane Lao PDR
カンボジア
観光ビザ30USDが現地入国時に申請できるが賄賂(陸路が多い)を要求されることが多いのでEvisaが安心か。E-visa30USD+システム手数料 6USD。カンボジアのe-Visa王国
ミャンマー
E-visaで観光ビザを申請する。50USDMyanmar eVisa (Official Government Website)
インドネシア
30日間ビザなし滞在が可能
フィリピン
中華人民共和国旅券所持者で、オーストラリア、カナダ、日本、アメリカ合衆国、シェンゲン協定加盟国の有効なビザ(短期滞在査証を除く)を有する者。但し、渡航目的は観光のみに限定される。
マレーシア
空路なら72時間のTransit で滞在することが可能なので短期旅行なら組み込んでもいいかも。中国→マレーシア→中国の15日間の観光のみならeNTRIという制度もある。
ブルネイ
14日以内(到着ビザ、観光などの旅行者)値段不明
シンガポール
条件を満たす中国人がシンガポール到着後96時間以内に第三国に向かう場合、トランジットビザなしの入国が認められることとなった。
ルート例
中国In 中国Out ルート
中国 →ラオス陸路入国(ビエンチャンでタイ観光ビザ取得)→タイ陸路入国(リエントリーパーミット<再入国許可>取得)→ミャンマー陸路入国(事前にE-visaを取得)→タイ陸路再入国→カンボジア陸路入国→ベトナム陸路入国(ベトナムE visa取得もしくは招聘状取得でアライバルビザ)→中国陸路入国Out
フィリピン・インドネシア・マレーシア インド入国ルート
中国(フィリピン観光ビザ取得)→フィリピン空路入国→(ブルネイ空路入国:ブルネイは物価が高いので余裕があれば)→インドネシア空路入国(マレーシア空路入国・72時間Transit Visa滞在)→ベトナム空路入国(事前にベトナムE visa取得もしくは招聘状取得でアライバルビザ)→ラオス陸路入国→タイ陸路入国(リエントリーパーミット<再入国許可>取得)→カンボジア陸路入国→タイ陸路再入国→ミャンマー陸路入国(事前にE-visaを取得)→インド陸路入国(事前にミャンマーでインド観光ビザを取得。E-visaではインド陸路入国ができないため)